一時“緊急銃猟”による駆除の準備するも山に立ち去ったため解除 札幌・西区の住宅街にクマ2頭が居座り
2025年10月23日 12:10 掲載
23日朝、札幌の住宅街ではクマ2頭が目撃され、市は一時、緊急銃猟制度による駆除を決めましたが、クマが山に立ち去ったため解除されました。
西区西野の住宅街にある、すみれ公園では23日午前8時半頃からクマ2頭が居座りました。
札幌市は住民への危険性があることから、9月の法改正で始まった緊急銃猟制度の適用を決め、発砲に向けた準備を行いました。
その後、クマ2頭は山のほうに立ち去ったため、緊急銃猟制度の適用は解除されました。
ほかにも札幌市内では住宅街でのクマの出没が相次いでおり、中央区の宮の森中学校など3つの小・中学校が臨時休校となっています。