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札幌市西区で子グマ2頭居座り 住民への危険性から緊急銃猟を判断 クマが山へ立ち去り、発砲に至らず

また札幌市でクマの出没です。
けさ(23日朝)、西区の住宅街近くの公園に子グマ2頭が1時間以上とどまり、市は緊急銃猟制度による駆除を決めましたが、その後、2頭は山に立ち去りました。

公園内に現れた2頭の子グマ。
地面にある何かを食べているのでしょうか。

■千葉雄太記者「住宅が建ち並ぶ公園では、きょうもクマ2頭が目撃されました。クマは山の方へ立ち去って行ったようです」

西区西野の住宅街にある「西野すみれ公園」。
午前8時20分ごろ、2頭の子グマが目撃され、その後1時間以上その場にとどまりました。

市は、住民への危険性があると判断し、法改正により先月から始まった緊急銃猟制度を適用した駆除を決定。
発砲に向けた準備を行いましたが、2頭が山の方へ立ち去ったため駆除が行われることはありませんでした。

■札幌市環境共生担当課 坂田一人 課長「ここでクマを撃とうと思った場合に、射線方向には住宅が当たってしまうと考え、緊急銃猟を検討した。おそらく(2頭は)兄弟。西野地区で母グマを駆除していたが、その子どもだと思う」

■近隣住民「多分ずっと(クマは)いると思うが、電気柵をしても意味はないから、とりあえず猟友会の人に早く捕まえてもらいたい」

札幌市内では別の目撃も。
午前6時ごろ、中央区宮の森4条11丁目で、住宅の庭でクマ1頭が目撃されました。
出没情報を受けて、三角山小学校など市内3つの小中学校が臨時休校となりました。

クマの出没は道内各地で相次いでいます。
こちらは午前6時半すぎ、道北の小平町で撮影された映像です。
1頭のクマが畑にとどまり、何かを食べています。

■撮影した運転手「おそらく収穫後に残ったデントコーンを食べていたのではないかと思う。トラックを止めて2、3分その場にいたが、全く逃げるそぶりはなかった」

撮影したトラック運転手によりますと、クマはその後も畑周辺をうろうろと歩き回っていたそうです。

また、道南の知内町ではきのう(22日)、家庭菜園のブドウがクマに食べられる被害がありました。

■被害にあった住民「ブドウが、ほとんど(実が)ついていなかったが、何房か食べられた」

またブドウを食べに来たのでしょうか。
住人によりますと、けさ(23日朝)もクマとみられる新たな足跡が確認されたといいます。

■被害にあった住民「家が建っている場所も、山ではなく、街に近いので、こんな所まで来るんだなと、子供もいるので怖い」

日常生活を脅かすクマ。
クマの出没が相次ぐ地域では、引き続き警戒が必要です。

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