金が１グラムあたり２万円の大台を超えて高騰を続ける中、札幌のデパートでは黄金色に輝く「あの人」が登場しています。

バットを握りしめる黄金の拳に。
輝きを放つ金色のスパイク。

■森唯菜アナウンサー「うわ～すごい。黄金の大谷翔平です。大きいですね。オーラがあります。」

金色の像となって北海道に凱旋した大谷翔平選手。
高さはおよそ１．９メートルで１５５０枚の金箔が使われています。

きょう（２４日）から札幌三越で始まった「三越の大黄金展」。
きらびやかな工芸品やアクセサリーなど、およそ１０００点が集結しています。
今、注目が高まっている金。

金１グラムあたりの価格の推移です。
１０年前は４５００円台でしたが、徐々に価格は上昇。
去年、１万円台を突破し、今年は２万円の大台を超えました。

背景には、アメリカの利下げや、紛争による社会不安などで比較的安定している金の需要が高まっていることが挙げられます。

■ＳＧＣ札幌三越店 澤田和英さん「有事の金、金に対しての注目が若い方もすごく増えてきている。（価値は）上の方を向いていっているのではないかなと予測しています」

金が高騰し続ける中、気になる金の大谷選手のお値段は…？

■ＳＧＣ札幌三越店　澤田和英さん「５５００万円です。ぜひ会場で見ていただいて、気に入っていただいた際にはご購入も」

受注販売制で、すでに全国で２体購入されたそうです。

小さいサイズの大谷選手も登場しています。
２４金の二刀流フィギュアは、１０分の１スケールで３０８０万円。
こちらはちょっぴりお手頃…？１００グラムの純金を使ったメダルは、５５０万円です。

金の買い取りも行っている三越の大黄金展は、来月２日まで開かれています。