「こどもを迎えに行っているときに銃声2発聞こえた」札幌市の公園にクマ2頭 道内初の「緊急銃猟」で駆除
2025年10月24日 18:59 掲載
札幌市西区の公園でクマ2頭が出没しました。札幌市は住民への危険があるとして道内初の「緊急銃猟」を行いクマを駆除しました。
千葉雄太記者)
「規制線の中に入っているハンターが猟銃を構えています」。
住宅街のすぐ近くにクマが出没。一時現場は騒然としました。午後0時半ごろ、札幌市西区西野8条9丁目の西野すみれ公園で体長1メートルほどの子グマ2頭が目撃されました。札幌市は「緊急銃猟」を行うため周辺の道路の規制や住民へ注意を呼びかけるなどしました。
「バン!…バン!」
千葉雄太記者)
「もう一発発砲されました。2発目となります」。
そして午後2時半ごろ、自治体の判断で猟銃が使用可能となる「緊急銃猟」が行われクマ2頭が駆除されました。札幌市によりますと、この「緊急銃猟」は、道内で初めてということです。
市の担当者)
「(住宅街なので)鳥獣保護管理法の許可の中で撃つために、針の穴を通すような射角で狙う以外にはないような状況。そういった意味で緊急銃猟の選択が第一優先になったと思う」。
西区で目撃が相次ぐクマ。「緊急銃猟」で駆除されたことに周辺の住民は・・・。
周辺の住民)
「こどもを迎えに行っているときに銃声2発聞こえました。やむを得ないっちゃやむをえないですね」。
「(緊急銃猟は)しょうがないんじゃないんかな。やっぱり人命を守るのが最優先だから」。
現場付近では23日も子グマ2頭が目撃されていて、24日に駆除された2頭は23日に目撃された個体と同じとみられています。























