化学テロ想定 札幌市消防局と北大が合同で訓練 被害者救助と薬品の無害化や情報共有の在り方など確認
2025年10月25日 18:00 掲載
地下鉄サリン事件から30年、化学テロを想定した訓練を北海道大学と札幌市消防局が合同で行いました。
訓練は北海道大学の構内で何者かが毒物をまき、けが人が16人出たという想定で行われました。参加した消防隊員36人と北海道大学の職員は、救助と並行し使用された薬品の特定を行い無害化する方法の特定やその情報をいかに共有するかなどを確認していました。
北大構内で化学テロに対応した訓練が行われるのは初めてです。
札幌市北消防署鳴海義裕消防司令長)
「自分たちの身を守りながら、できるだけ早く安全な場所に移動するのを目的にやっているので、十分にできたかなと思っています」
大学では化学薬品を使用する学部もあり札幌市消防局は災害時には連携し迅速に対応したいとしています。























