自公連立解消で変わる距離感 自民党道連の政治資金パーティーで浮き彫りに
2025年10月27日 16:00 掲載
おととい(25日)自民党道連の政治資金パーティーが開かれました。
自公の連立政権が解消された中、微妙な距離感が浮き彫りとなりました。
■自民党 小林鷹之政調会長「北海道の子どもたちが、日本の子どもたちがもう少し大きくなった時に、『どうだ北海道ってすごいだろ、日本ってすごいだろ』そうやって世界に向けて胸を張るような日本を、皆さん北海道から作っていこうじゃないですか」
おととい(25日)、小林鷹之政調会長を招いて行われた政治資金パーティー。
道内の自民党の地方議員や首長らおよそ900人が出席しました。
■坂詰怜記者「公明党道本部の佐藤代表が入ってきました。
連立解消後、初めての政経セミナーに出席します」
自民党との連立は離脱したものの、公明党道本部の佐藤英道代表も来賓として出席。
参加した自民党議員からは、公明党への秋波を送るあいさつが相次ぎました。
■自民党道連・武部新会長「きょう佐藤代表の顔を見て、ほっとしたのが本音のところでもあります」
■自民党 鈴木宗男参議院議員「公明党の皆さん、ありがとうございました。この感謝の気持ちだけはしっかり持って、これからもやってまいりますので、みなさんにどうぞよろしくお伝えいただきたいと思います」
連立離脱の影響か、去年までとの変化も・・・
■公明党道本部 佐藤英道代表「自由民主党北海道支部連合会の政経セミナーが盛大に開催されましたこと、心からお祝いを申し上げたいと思います」
去年は来賓として壇上に上がりあいさつしましたが、今年は・・・
■司会「衆議院議員、佐藤英道様でございます」
司会から紹介されるに留まり、あいさつに立つことはありませんでした。
自公両党の幹部が協議した結果、この形に落ち着いたということです。
パーティーに出席した自民党の地方議員は
■自民党地方議員「北海道は自公の結びつきが強く、距離感が近いから来てくれたんだろう」「あいさつをしてもいいんじゃないかと思ったが、佐藤さんにしてもどんなことを話していいのか困ると思う」
一方、新たに連立を組んだ日本維新の会については、パーティーの準備が連立協議に入る前だったとして、招待しませんでした。
主催する自民党道連の関係者は、
■自民党道連関係者「そもそも日頃の付き合いがないので、誰を呼べばいいのかわからない」
今後、自民党と維新との道内での協力関係はどのようになっていくのでしょうか。
■自民党道連・武部新会長「まだ政党間で維新さんと選挙協力についてまで具体的なことになっていないので、北海道の中でまだ現時点でどういう協力ができるかという段階にないと思います」























