札幌市南区の民間動物園ノースサファリサッポロに対し、道警が行った家宅捜索について、川の水を無断で使用した河川条例違反の容疑が含まれていることが新たにわかりました。

■裏葵記者「ノースサファリの周辺を流れる滝の沢川です。この川の水をノースサファリに向けて引き込んでいたということです」

捜査関係者によりますと、警察が２３日から行ったノースサファリサッポロの家宅捜索について、都市計画法違反などのほか、札幌市の普通河川管理条例違反の容疑も含まれていたということです。
ＨＴＢが開示した市の資料では、園が開業当初の２００５年から近くを流れる滝の沢川に勝手に取水管を設置し、川の水の一部を引き込んでアザラシやビーバーなどを飼育する池に使っていたことがわかっています。
無許可で川の水を使うことは条例違反にあたることから、市が警察に情報提供したということです。