住民の願い実現!札幌・豊平区「水車町」の読み方が「すいしゃまち」に正式変更 町内会長「熱い思い実った」
2025年10月29日 16:14 掲載
住民の願いがついに実現です。札幌市豊平区の「すいしゃちょう」が今日から正式に「すいしゃまち」に読み方が変わりました。
井口七海記者)
「水車”ちょう”から水車”まち”に、いま標識が変わりました。住民からは拍手が沸き起こっています」。
今日から正式に読み方が変わったのは、札幌市豊平区の「水車町」地区。市が決めた読み方は「すいしゃちょう」でしたが、地元住民の要望で「すいしゃまち」になりました。
地元住民)
「えー!そうなんですか!自分たちの意思で変えることができるんだなっていう、なんかちょっと驚き」、「やっぱりこっちの方がなじみあるので、すいしゃまちになってよかったです」、「目に見える形で目の前で変わると、あーやっぱり実現したんだなという風に思いますね」。
この読み方をめぐっては、今年2月、旭水町内会の高橋恒夫町内会長が「住民からは少なからず違和感をもって混乱している。マチに変更する要望書を提出するにいたりました」と述べ、町名変更に必要な数を上回る署名を集め市に提出しました。
市は地域の一定数の賛同を得たことや有識者会議で前向きな意見が出たことなどから市議会に提出し、今月6日に可決しました。
そして29日、ついに読み方が変更に。住民からの要望で読み方が変わったのは札幌市内で今回が初めてです。
旭水町内会 高橋恒夫町内会長)
「署名活動を含めて2年ちょっと、それほど長い時間ではなかったんですけど、やっぱりなんとか水車町を取り戻したいという、我々含めて町内みなさんの熱い思いが実ったなぁと感無量でございます」。
井口七海記者)
「バス停の読み方も、すいしゃ『まち』に変わっています」。
街中の表示も徐々に「水車まち」に。じょうてつバスでは、12月1日のダイヤ改正に合わせて車内アナウンスを変更する予定だということです。



























