ムーミンの小説初出版から80年!札幌で開催される「トーベとムーミン展」 原画や名言に触れる特別な体験を
2025年10月29日 17:48 掲載
フィンランドで生まれ、世界中で愛されているキャラクター「ムーミン」。最初の小説が出版されてから80年を記念して、札幌の美術館では展覧会が開催されています。
まるっこい体に長いしっぽが愛らしいフィンランド生まれのキャラクター「ムーミン」。1945年に最初の小説が出版されてから80年を記念して、札幌市内の美術館では「トーベとムーミン展」が開催されています。札幌での展示は5年ぶり。今回はムーミンだけでなく、作者であるトーベ・ヤンソンが描いた壁画や絵画なども見ることができます。
廣瀬美羽記者)
「壁一面にムーミン小説の挿絵が映し出されていて、まるで本の世界に入ったような体験ができます」。
会場にはムーミンの世界を感じることができる映像展示や、トーベの壁画が色鮮やかに動き出す展示など、仕掛けが盛りだくさん。ムーミンやしきを模した扉をくぐると、その向こうにはムーミンと仲間たちを描いた原画やスケッチなど、大小さまざまな250点以上の作品が展示されています。
また、ムーミン作品といえば、どこか心に残る名言。会場の壁面には作品に登場する様々なキャラクターの言葉が散りばめられています。
廣瀬美羽記者)
「展示の最後には好きな名言をひとつ選んで持って帰ることができるんです」。
気に入った言葉をいつでも見返すことができます。
また館内では、展覧会限定のトートバッグやグラスなど、オリジナルグッズを中心に、およそ70アイテム200種類のグッズが販売されています。ムーミンの仲間たちが描かれたTシャツに、リトルミイになれるヘアバンドも。「トーベとムーミン展」は道立近代美術館で来月24日まで開催されています。



























