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恵庭・鳥インフルで23万羽超を殺処分 卵価格への影響は?「ワンパック100円ぐらい上がってしまうのでは」

北海道・恵庭市の養鶏場で今季全国2例目となる高病原性鳥インフルエンザが確認され、23万6000羽の殺処分が現在行われています。気になるのは今後の卵の価格です。

黄身の旨味を追求した高級卵に。個性豊かなご当地プリンも大集結。函館市内の書店で3日から卵好きのためのイベントが始まりました。

卵かけごはんの普及のため全国を飛び回るミスターTKGこと、上野貴史さんも登場。高級卵を使った究極の卵かけごはんの試食会を行いました。

客)
「めっちゃおいしい。こんなの食べたことない」

前田愛奈記者)
「会場には日本各地のブランド卵が並んでいます。皆さん真剣にタマゴを選んでいます」

目玉は、全国各地のブランド卵のバイキング。日替わりで20種類ほどが並びます。

客)
「どんな味がするのか家族で一個一個楽しみたい」
「楽しいです。卵、大好きなので。毎朝食べてるんですよ」

日々の暮らしに欠かせない卵ですが、今年もこのシーズンがやってきました。

2日、恵庭市の養鶏場で死んだニワトリの高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されました。道は養鶏場で飼育されている全てのニワトリ、およそ23万6000羽の殺処分を進めています。高病原性鳥インフルエンザの疑いでの殺処分は、今シーズン、胆振の白老町に続いて全国2例目です。
気になるのは、卵価格への影響です。

坂詰怜記者)
「こちらのお店では、Lサイズ10個入りで321円で販売されています」

札幌市の卵1パックの平均小売価格です。かつては200円を切っていた卵ですが、道内で高病原性鳥インフルエンザが相次いで確認され卵が品薄となった2年前は、300円を超えました。その後も価格は高止まりとなり先月時点で293円となっています。

客)
「300円はもう限界かもしれないですね。少しでも安くなることを願って」
「うち、子どもが3人いるので、結構卵の消費が多い。値上がりはつらい」

こちらのスーパーでは、2年前、429円まで値上がりしたと言います。

マルコストアー 山川悟史社長)
「かなり心配ですね。12月にかかってくると、年間でどうしても卵が1番需要期になるんですね。鳥インフルエンザが広がってくると、ワンパック100円ぐらい上がってしまうのではないかとちょっと懸念しています」

ウイルス学の専門家は、今後も道内の家禽が高病原性鳥インフルエンザに感染するリスクは高いと話します。

北大大学院獣医学研究院 迫田義博教授)
「感染したカモやハクチョウが飛んできている。弱ったカモやハクチョウを食べたカラスや猛禽類などが2次的に感染して環境を汚染している。12月ぐらいまで鳥たちが南下して本州に抜けていく。そこまでが一つの山場」

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