now onair

NEXT

【実験動画】暖房器具による事故に注意 洗濯物や衣服に引火 ほこりや油漏れが原因の火事も

朝の冷え込みが厳しい季節がやってきました。
すでにストーブなど暖房器具を使っている人も多いのではないでしょうか。
ただ、そんな暖房器具による事故は毎年相次いで発生しています。
使い方には十分な注意が必要です。

電気ストーブの上で洗濯物を乾かしていたら…タオルが電気ストーブにぴたりとくっついてしまい…発火。
つい寒いからと、ストーブを近くに置きすぎて…服に引火してしまいました。
これらの動画はNITE・製品評価技術基盤機構が制作した実験動画です。

NITEによりますと、このような暖房器具による事故は過去5年間で596件報告されており、そのうち、8割以上が火災事故となっています。
死者は78人にものぼり、これからの時季、暖房器具を使う際には注意が必要だと呼びかけています。

昨シーズン、道内でもストーブが原因とみられる火災事故が相次いで発生しました。
北海道は、灯油を使った暖房器具の事故が過去5年で35件と、全国で最も多い発生件数を記録しています。

事故を未然に防ぐためには、使う前に器具を点検すること、そして、間違った使い方をしないようにすることが重要です。
電気暖房器具は電源プラグやコードが変形・破損していないかを確認しましょう。
また、消費電力が大きい電気暖房器具は延長コードの使用を禁止している場合も。
使う前に取り扱い説明書を確認する必要があります。

灯油暖房器具は、ほこりがたまっていると燃焼状態が悪くなったり、ほこりに引火するおそれがあります。
定期的に掃除をするようにしましょう。
また、カートリッジタンクのふたの締め付けが不十分だと、灯油が漏れてストーブ本体に引火する可能性も。
しっかり締めるように注意しましょう。

そして、暖房器具を使う際には接触に注意。
その場から離れるときは消すようにし、壁や物からは十分な距離をとるようにしましょう。

まず、そもそも火災にならないよう気をつけなければならないんですが、万が一、灯油ストーブから火が出た際には、必ず消火器を使って火を消すようにしてください。
つい慌てますと水をかけたくなりますが、灯油ストーブに水をかけてしまいますと、逆に燃え広がる可能性があるということです。万が一に備えて、そもそも消火器が家にあるのかないのか、ある場合はどこにあるのかをしっかりと確認してください。
また、自分の身長より火、火柱が高く上がった場合は、消火するのは危険です。すぐに避難をして119番通報をしてください。そして、避難する際は、叫んで、他の住民、近隣の方にも危険を知らせるようにしてください。
ストーブ火災、毎年起きています。しっかりと気をつけていきましょう。

合わせて読みたい

HokkaidoNEWS24
イチオシ!動画ポスト
HTB天気予報士
2025参院選
奇跡の子
テレメンタリー2024 知床沖観光船事故 2年後の影響 全国アンケート調査
NEWS onチャンネル
HTB NEWS LINE公式アカウント
みんなで防災!HTBポータルサイト

その他のニュース

一覧の続きを表示
htb