ＨＴＢが制作し、今年７月に放送したドキュメンタリー番組「生ききる」が今年度の「日本医学ジャーナリスト協会賞」の大賞を受賞しました。

日本医学ジャーナリスト協会が設立したこの賞は、質の高い医学・医療ジャーナリズムが日本に根付くことを願い、「オリジナリティ」「科学性」「社会へのインパクト」「表現力」を基準に、年に一度、選考されます。
今回、大賞に選ばれた「生ききる～ある俳優夫婦のダイアローグ～」は、札幌を拠点に活動する俳優で演出家の斎藤歩さんが、病と闘いながら舞台に立ち最期の瞬間まで演劇への想いを燃やし続けた”生ききる”姿を伝えました。
講評では『見終わったあとに死の悲しみよりもやりきったという感情が沸いてくる。人の死を身近に接する機会が減ったいま、死を迎えるとはどういうものかを提示した貴重な作品』と高く評価しました。
ＨＴＢが、日本医学ジャーナリスト協会賞を受賞するのは初めてで、北海道のメディアとしても初の受賞となりました。