エンジン部品破損し特急から白煙 乗客は2時間閉じ込められバスに乗り換え 同形式エンジンの190両を点検へ
2025年11月 5日 16:07 掲載
■千葉雄太記者「特急列車の乗客の方たちが今、線路上を歩いて、約200m先の代行バスに向かって歩いています」
JR函館線で走行中のトラブルです。
午前8時ごろ、岩見沢市の幌向駅と上幌向駅の間で札幌から稚内へ向かっていた特急宗谷の5両目の床下から煙が出ました。
乗客120人にケガはありませんでしたが、2時間ほど車内に閉じ込められ、その後、代行バスに乗り換えました。
この影響で、函館線の江別と岩見沢の間が一時運転見合わせとなり、特急9本を含む29本が運休となりました。
■JR北海道会見「ご利用のお客様に多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」
JR北海道は午後3時からの会見で、煙はエンジンの部品が走行中に破損したことで発生したとし、同じ形式のエンジンを使う190両の一斉点検を順次実施すると発表しました。
■JR北海道 鉄道事業本部 曽我賢一車両部長「原因のほうはまだ調査中ですので、原因が判明次第、再発防止対策を実施してまいりたいと思います」



























