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急増する「マッチングアプリに潜む危険」〜釧路強盗・苫小牧詐欺から学ぶ被害を防ぐための防犯対策とは

毎週恒例「水曜日の防犯」。今回のテーマは「マッチングアプリに潜む危険」です。被害を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。

事件は、釧路市の興津小学校の敷地内で起きました。

高橋海斗記者)
「被害者の男性は車を小学校の敷地内に止めました。その後、男女3人に車ごと持ち去られたということです」

警察によりますと、3日午前2時ごろ、46歳の男性がマッチングアプリで知り合った女と車で小学校へ移動したところ、別の男女が現れレンチのような工具を出し「財布を出せ」と脅されました。男性が現金2万円を出して車の外へ逃げたところ、男女3人はそのまま男性の車を奪って逃走しました。逃げた男女3人はいずれも20代ぐらい、男は身長170センチぐらいで黒いマスクを着けていて、女の1人は金髪でやせ型だということです。警察は、強盗事件として逃げた3人の行方を追っています。

マッチングアプリをめぐっては女性が巻き込まれる被害も。

6月、苫小牧市に住む50代の女性がマッチングアプリで知り合った総合商社の社員を名乗る男から投資話をもちかけられました。「自分の言う通り投資すれば儲けることができる」という言葉を信じた女性は、男の指示通りにおよそ7400万円分の暗号資産を購入。男が指定した口座に暗号資産を送金し、だましとられてしまったということです。

マッチングアプリがきっかけの事件が相次ぐ中こんなデータも。

こちらは去年のこども家庭庁の調査結果。結婚相手との出会いのきっかけはマッチングアプリが25.1パーセントと職場・仕事関係の20.5パーセントを上回り、最も多くなっています。

マッチングアプリによる出会いが増える中、弁護士への被害相談も多いといいます。

デイライト法律事務所・杉原拓海弁護士)
「10代から20代前半くらいの若年層による美人局の犯行が昨今増えつつあるのかな。特にインターネットを経由しての美人局の被害は、SNSを介して売春を目的にしているだとかそういったケースも多いのでご自身で警察に行かれるのは難しいかもしれませんが、犯罪の被害に遭っていることは確かなので一刻も早く警察にご相談に行かれることが必要です」

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