禁漁命令のスルメイカ漁 道が知事権限の特別採捕許可を利用して漁の再開を認める方向で検討
2025年11月 7日 11:52 掲載
漁獲枠の超過で小型スルメイカ釣り漁が今月から禁漁になっている問題で、道が特例で漁の再開を認める方向で検討していることが分かりました。
小型スルメイカ釣り漁をめぐっては、青森県などでの豊漁を受けて、TAC・漁獲可能量を超える漁獲量が報告され、水産庁は先月31日、漁の停止を命じました。
関係者によりますと、道の知事権限の特別採捕許可を利用して10日から398トンを上限として漁を認める方向で検討しているということです。
■漁師「出漁できるというのが、それだけでもうれしい」「ありがたい気持ちなんだけど、複雑な気持ちでいまは思っています」
一方、道は漁獲可能量を超える恐れがあるとして、渡島管内の14漁協に対し、定置網漁などでスルメイカをとらないよう協力を要請したということです。



























