円山動物園にクマ出没 原始林と隣接する森に複数の足跡 来園者を外に避難させ臨時休園に 札幌市
2025年11月 9日 15:10 掲載
９日午前、札幌市円山動物園の敷地内でクマとみられる動物の足跡が見つかり、急きょ正午から休園しています。
札幌市円山動物園によりますと、９日午前１０時ごろ「動物園の森」で研修中のボランティアの職員がクマとみられる動物の足跡を発見しました。足跡はおよそ１０ｃｍの大きさで、ゾウ舎の裏辺りで多く見つかったということです。
動物園は、安全確保のため園内にいた人たちを避難させ、正午から臨時休園しています。足跡が見つかった「動物園の森」は、原始林が広がる円山と隣接する場所で、現在、札幌市がクマの痕跡などの調査を行っています。円山動物園は、元々１０日から５日間休業日の予定でした。その後の営業については、これから検討するとしています。
