円山動物園にクマ侵入の次は北海道神宮付近の路上でクマのような動物を男性が目撃 札幌
2025年11月10日 16:17 掲載
寒くなり、雪が降っても目撃情報が相次いでいます。
きのう(9日)、敷地内でクマの足跡が見つかった札幌市円山動物園からほど近い、北海道神宮付近の路上でけさ(10日朝)、クマのような動物の目撃情報がありました。
■千葉雄太記者「北海道神宮への入り口近くの、この路上でクマのような動物が(こちらの)遊歩道に向かって歩いていたということです。」
きょう(10日)午前5時すぎ、札幌市中央区宮ヶ丘の北海道神宮の第3鳥居前にある駐車場近くの路上で、クマのような動物が歩いているのを歩行中の男性が目撃したと通報がありました。
目撃者によると、クマのような動物の体長は1メートルほどだったということです。
クマの痕跡などは見つかっていませんが、この目撃情報をうけ、北海道神宮は閉門後から開門までの間、境内と北1条駐車場を閉鎖、第三鳥居前の南1条駐車場を終日閉鎖としました。
また、中央区の大倉山小学校と宮の森中学校の2校が臨時休校となりました。
きのう(9日)は札幌市円山動物園の敷地内でクマの足跡が見つかり、動物園は臨時休園に。
けさ(10日朝)から行われている札幌市による調査では、さらに園内の複数の場所で足跡が発見されたとのことです。
円山公園も木道を閉鎖するなど周囲の警戒が続いています。
■歩行者男性「(周辺が)山なのでクマが出るというのは当たり前ではあると思うんですけど、やっぱり人がいっぱいいるところってなると怖さっていうのはある程度ある」
11月に入り、雪が降る季節になっても、痕跡や目撃情報が相次いでいる、クマ。
例年だと今月下旬から冬眠に入るそうですが・・
■北海道大学大学院 獣医学研究院 坪田敏男教授「ここ数年のヒグマの冬眠状況を見ていると、冬眠時間が短くなっているなとは感じています」「餌をたくさん食べて体脂肪を付けて冬眠に入りたいところなんだけれども、その1番大事などんぐりが山になっていないので、そのストレスで人里に出てきてるんじゃないかなと思っています」



























