知床沖観光船沈没事故初公判 乗客家族「息子が命と引き換えにして言ってるから頑張っていかなければ」
2025年11月12日 19:28 掲載
知床沖の観光船沈没事故で運航会社社長、桂田被告の初公判が終了し先ほど乗客の家族が取材に応じました。
小柳宝大さんの父親)
「何としてでも悪かったときちんと論理を詰めていって、被告人には悪かったなということを言ってもらいたいです」。
「やっぱりこういうことは世間にたいしてちゃんとしておかないことには、今から先でもだれが犠牲者になるかわからないから」、「そのためにも今後も世の中からこういうことがないように、その1つにでもなるように、そう思って息子が命と引き換えにして言ってるから、頑張っていかなければならないなと、そういう気持ちでいきます」。
初公判の検察側による証拠調べで桂田被告の妻の供述調書が明らかになりました。
桂田被告は船が出航した後、入院した妻を迎えに行ったところ当時、桂田被告は「事故のことは話さなかったがイライラした様子だった」、「スマホで天気を確認することはあったが家で天気予報を確認する姿は見ていない」ということです。
今回の裁判の争点は桂田被告が事故を予見できたかどうかで、判決は来年6月17日に言い渡されます



























