「極めて遺憾」釧路湿原周辺でのメガソーラー建設 速やかに土壌調査を行うよう道が事業者に指導
2025年11月13日 17:41 掲載
釧路湿原周辺でのメガソーラー建設めぐり、道は事業者の日本エコロジーに対し、速やかに土壌調査を行うよう文書で指導しました。
道から指導を受けたのは、大阪に本社を置く日本エコロジーの松井政憲社長です。
釧路市北斗で進めるメガソーラー建設では、これまでに土壌汚染対策法違反などが発覚しています。
きょう(13日)の指導で道は、建設現場の土壌が汚染されていないかどうか確認する調査を速やかに行うよう求めました。
日本エコロジーは先月3日に一度、調査結果を提出しましたが、道は分析項目が不十分だとして、追加調査を求める指導を繰り返してきました。
道によりますと、日本エコロジーは1カ月にわたり指導に従わなかった理由について、「分析項目の選定に時間がかかっていた」と説明したということです。
■加納孝之副知事「指導に従っていないのはこれまでに例のないことであり、極めて遺憾と言わざるを得ない」
■日本エコロジー 松井政憲社長「速やかに対応させていただきます。申し訳ございません」
道は、来週20日までに追加調査の実施計画を提出するよう求めていて、土壌の採取には道の担当職員が立ち会うということです。



























