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北海道 ヒグマが300kg超えの箱わな倒す 札幌・円山公園はクマ侵入で冬季開業2日遅れ

雪が降る時季に入ってもクマの出没が相次いでいます。一方、クマ出没の影響を受けて開園を遅らせていた円山動物園が17日から冬の営業をスタートさせました。

雪が降りしきる中、ゆっくりと歩く巨大グマ。苫前町の住宅のすぐ裏に設置されたカメラが捉えた映像です。400kgほどあるとみられます。
出没を受けて地元の猟友会は箱わなを設置。わなに入れた餌を狙ったのでしょうか。300kgを超えるわなをいとも簡単に倒す様子も。

17日に道が開いた対策推進会議では、個体数削減にむけガバメントハンターの育成などを関係機関が連携して進めることを確認しました。

■裏葵記者:
「クマの出没を受け、開園に遅れが出ていた円山動物園ですが、きょうからは通常通りこのように動物の姿を見ることができます。」

きょう17日から冬の営業が始まった円山動物園。あいにくの雨でしたが、開園を心待ちにしていた観光客などで賑わいました。

■来園者:愛知から
「また閉まったらどうしようと、(さらに閉園が)延長されたらどうしようと思ったんですけど」

■来園者(山口から):「オオカミが見たいというのでそれを見に来ました。来られて良かったです」

園では、9日から相次いでクマが出没。飼育動物のエサが食べられるなどの被害がありました。そして12日、連日出没していた個体とみられる体長113cmのクマが箱わなにかかり、駆除されました。

■円山動物園・白水彩園長:
「札幌市円山動物園始まって以来初のことで、75年の歴史の中でも初めての出来事だったので、クマに侵入されること自体を想定していない状態でしたので」

園は、駆除された後も、2台のカメラで監視。周辺で新たな出没がないかなど、安全を確認したうえで、2日遅れで冬の営業を始めました。

■円山動物園・白水彩園長:
「近隣のクマの出没情報があった場合は、臨時閉園も含めて検討していく形になる。
なので安心していらしていただければと思います。」

クマの出没を受けて全面閉鎖となっていた円山公園。動物園につながる一部のルートは、開園時間に合わせて開放していますが、公園への立ち入りは、24日まで規制が続きます。人の生活圏に相次いで出没するクマ。円山動物園は、今後、園にクマが侵入しないよう、電気柵の設置も検討しています。

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