クマなどに襲われた可能性も 標茶町の牧場でウシに40cmの傷
2025年11月18日 11:50 掲載
道東の標茶町の牧場で飼われているウシが前脚にけがをしているのが見つかり、町はクマなどに襲われた可能性があるとみて注意を呼びかけています。
■高橋海斗リポ:「牧場の周りは山に囲まれています。きのうここで働く人がエサやりに来た時にウシの異変に気が付きました」。
17日朝、標茶町中心部に近いNS牧場で、右前脚に40センチ程の傷があるウシ1頭が見つかりました。
周辺にクマの痕跡は見つかりませんでしたが、町はウシがクマや野犬に襲われた可能性があるとみています。
■NS牧場中村吉平さん「(けがをしたウシは)筋肉も損傷していて、それは治らないということで、外側だけ縫って治した。夜はウシを全部牛舎の中に入れて何も入れないようにしようと思う」
標茶町周辺では「OSO18」と呼ばれたクマが2019年から60頭以上の乳牛を襲ったとみられ、おととし駆除されています。
標茶町中心部に近い常盤橋周辺では先月31日以降、クマの目撃やふんが確認されていて、町などが見回りを強化しています。



























