「早くからホームで並ばなくてよくなる」北海道内JR特急、来春から全車指定席へ 来年3月のダイヤ改正から
2025年11月19日 16:56 掲載
JR北海道は19日の定例会見で、来年3月のダイヤ改正で旭川・網走・稚内方面の特急列車を全車指定席にすると発表しました。
対象となるのは、現在自由席車両が連結されている札幌・旭川間の特急「ライラック」と「カムイ」札幌・網走間の「オホーツク」そして札幌・稚内間の「宗谷」、旭川・稚内の「サロベツ」です。
釧路・函館方面の特急は去年すでに全車指定席となっていて、これで道内の特急列車から自由席がなくなります。
綿貫社長は、会見で全車指定席化のメリットについて「着席機会が増え、早くからホームで並ばなくてよくなる。始発駅に近い方が座れるという不公平感がなくなる」とアピールしました。
またJRは、指定席では車内改札が省略できることから、車内でゆっくり過ごせることも利点のひとつに挙げています。
来春のダイヤ改正以降の多客期に増結される車両も指定席となるということです。



























