北海道新幹線・札幌延伸へ「レール溶接」作業公開、25mレール約3万6000本の接合作業始まる 北斗市
2025年11月20日 16:10 掲載
北海道新幹線の札幌延伸に向けて、北斗市では10月から新幹線のレールの溶接作業が始まっていて、20日その作業が報道陣に公開されました。
前田愛奈記者)
「火花が激しく散っています。レールとレールがいま溶接されています」
北斗市の渡島トンネル内では25mのレールを8本つなげて200mの長さに溶接する作業が10月から始まっています。
機械によってレール同士に大きな電流を流して熱を発生させることで接合し、その後、手作業でつなぎ目を研磨して凹凸が0.1mm以内まで凹凸をなくします。
札幌延伸には25mのレール約3万6000本が必要で、今後、沿線の11カ所で溶接作業が行われます。
一方、トンネルの掘削工事は大幅に遅れていて、開業は2038年度末以降となる見込みです。



























