新千歳空港で去年、貨物機が着陸する直前に工事車両が滑走路に進入した問題で車両側が管制からの許可を得ず進入していたことが分かりました。

この問題は去年１１月、新千歳空港で貨物機が着陸しようと接近していたにも関わらず工事車両が滑走路に進入したもので、国土交通省は大きな事故につながる恐れがある重大インシデントとして調査していました。

２０日に公表された経過報告書によりますと、滑走路に進入した工事車両は管制からの許可を受けずに進入したということです。
当時、滑走路に進入可能な時間帯の変更があったものの工事車両の運転手には伝わっていませんでした。
国交省は引き続き調査を行うとしています。