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根室メガソーラー計画、住民反対で来年3月以降に着工延期 合意形成の難しさ「人間同士なので時間をかけて」

各地でメガソーラーの建設計画が進んでいますが、根室市でも今月に着工する予定でした。しかし、住民などの反対により来年3月以降に延期することがわかりました。

メガソーラー反対の会 近藤瑠美代表)
「長く地域に暮らす方々の反対の声も多く行政は市民の声にもっと耳を傾けるべきです」。

根室市内で計画されているメガソーラー建設を巡って19日、市民団体が事業の見直しを求めオンラインで集まったおよそ2万4000人分の署名を市に提出しました。

メガソーラーの建設計画地は根室駅からおよそ1キロ離れた根室総合運動公園に隣接する原野にあります。17・3ヘクタールにおよそ3万8000枚のソーラーパネルを設置する予定だということです。

計画を進めているのは国内でメガソーラーの開発を手掛けている四ツ谷エナジーです。
これまでに環境影響調査などを行ってきましたが法令違反はなく、今月に工事を開始し2028年2月に運転を始める予定でした。
しかし、おととい四ツ谷エナジーが開いた3回目の住民説明会。市民からの反対の声が多く住民との合意形成がとれていないことから今月に予定していた着工を来年3月以降に延期することを決めました。

四ツ谷エナジー 磯井俊昭社長)
「地元の皆さんの思いとか豊かな自然を守りたいと気持ちが強く感じました」。
「人間同士なので時間をかけて対応すれば最終的には合意に至ると思っています」。

また、環境に配慮していくため、工事の期間も当初の予定のおよそ2年間から2年4カ月に延ばし、運転開始は2028年8月以降にするとしています。

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