釧路メガソーラー、日本エコロジーの土対法違反と27回の行政指導不遵守 知事が「悪質性」を指摘
2025年11月21日 18:51 掲載
釧路湿原周辺でメガソーラーの建設を計画する大阪の日本エコロジーが20日、道に土壌調査の計画書を提出しましたが、道は内容が不十分だとして受理しませんでした。
釧路市北斗でのメガソーラー建設をめぐっては事業主の日本エコロジーに土壌汚染対策法違反が発覚し、道は21日までに土壌調査の実施計画書を提出するよう求めていました。
21日夜、日本エコロジーから計画書が提出されましたが、道は調査の着手日や調査する地点などに不明確な点があるとして計画書を受理せず再提出を求めました。
一方、日本エコロジーは道が示す調査地点について「土地を購入する前に残土捨て場として使われていたため、そこが汚染されていても自分たちの責任ではない。調査地点から外してほしい」と主張しています。
これまで27回の行政指導にも適切な対応がとられていないことに鈴木知事は。
鈴木直道知事)
「様々な法律を順守されていない。繰り返しの行政指導に従っていないという状況を考えると悪質性があると思っている」。
釧路市などでの違法開発を受け、道は国の関係機関との連絡会議で森林法を含めた3つの法令の扱いを改正しました。
改正後は、事業者への行政指導は3回までで、従わない場合は法に基づいた監督処分が行われます。



























