【1匹950円】厄介者が人気者に!オオズワイガニが豊漁「濃い味残ってる」おいしいカニ見分けるポイントは?
2025年11月25日 17:57 掲載
北海道えりも町では、今年も大量のオオズワイガニが水揚げされています。札幌市内でも手に入りやすいオオズワイガニ、美味しいカニを見分けるポイントとは?
えりも漁港に到着した船から次々とおろされる中身がいっぱいに詰まった袋。
水揚げされたのは、オオズワイガニです。
おととし、日高から噴火湾にかけて大発生したオオズワイガニ。
他の魚の漁で使う刺し網に絡まって破れるなどして「厄介者」扱いされていました。
当初は小さいサイズのものばかりで安く売られていましたが・・・。
■鈴木麻友記者「鮮魚コーナーにはオオズワイガニが並んでいて、今年はこんなに大きいサイズも入っています。味も良いですと書いています」
札幌市内のスーパーにズラリと並んだ大きなサイズのオオズワイガニ。
今年も豊漁で、漁業関係者は赤潮の影響でカニを餌にするタコが大きく減ったことが原因ではないかと見ています。
サイズが大きくなって価値もあがり、店によりますと、去年は100グラム80円ほどが今年は120円ほどになっているということです。
■フードD生鮮市場 美しが丘店 加々谷慎店長「水分量が多いと結構味が薄くなるんですけど、その辺が少ない。濃い味が残ってる、大きさとかのものもありますし、やっぱり身がしっかり入ってるってことで多少(値段が)上がってるんじゃないかと」
オオズワイガニは道外のスーパーにも。
こちらの埼玉県のスーパーでは1匹950円で販売されています。
「(Q、何杯入れた?)3杯。値段安いんですよね。カニ丸ごと1匹なかなか買えないですからね」
厄介者から一転、日本各地で人気者となったオオズワイガニ。
美味しいカニを見分けるポイントはあるのでしょうか。
魚を30年以上取り扱う斎藤水産の斎藤さんは「色」に注目するといいといいます。
■斎藤水産 統括責任者 斎藤又雄さん「だんだん身入りがよくなって成長するとフジツボがついたり、色の濃さもはっきりしてくる。そんなに透明感がなくても色がしっかりとしたものがいい」



























