「米‐1グランプリ」日本一を目指して蘭越町で決勝 全国から400品を超える新米が予選に参加

先週土曜日、後志の蘭越町で日本一の「米」の味を決める大会が開かれ、全国の生産者による熱い戦いが繰り広げられました。

一斉に炊きあがったのは全国各地の予選を勝ち抜き決勝大会に進んだ選りすぐりの新米です。
蘭越町で行われた「米‐1グランプリ」。
14回目の開催となった今年は米の味、日本一を目指し全国各地から過去最高の415品のコメが出品されました。

■蘭越町 金秀行町長「30人の皆さんが全国から勝ち上がって、おいしいお米を作っている。高い高いといってもそれだけ皆さんの作っている米は評価されているということと思っています。その評価されているお米の中でさらにてっぺんを目指す」

公正に審査するため炊飯器はすべて同じもの。米を研ぐのは地元・蘭越町の人たちです。

■生産者「う~ん制限時間あります?」

この大会で唯一生産者が口を挟めるのは「水の量」。

■裏葵記者「生産者の方々、真剣な表情です。緊張感がこちらにも伝わってきます」

■生産者「もう一杯いく?」「ギリまでいく?」「いいですか?」「はい!お願いします」

米-1グランプリは実際に食べてコメの美味しさを審査するというのが特徴です。
決勝大会では、大学教授や、料理研究家など全国から集まった11人が審査を行いました。

■審査員「それぞれのパックを開けた瞬間ににおいですとか、全然違うんだなっていうのが全部わかりました」「どれ食べてもおいしく困ります、難しかった」

会場には行列が。町民らに無料で決勝大会に進出したお米がふるまわれ、食べ比べを楽しんでいました。

■蘭越町民「ここまでくると難しいですね」「全部おいしいからね」「ぜんぜん食感が違う。お米によってもっちり感が違う。水加減もあるのかもしれないけど、すごいおいしい」

ハイレベルな戦いの中、見事グランプリを勝ち獲ったのは…

「ゆうだい21です。おめでとうございます!」

優勝したのは出場3回目、岐阜県飛騨市の永田政和さんです。
栃木県の宇都宮大学が20年もの歳月をかけて開発した品種「ゆうだい21」に今年初めて挑戦し、初の栄冠に輝きました。

■グランプリみつわ農園(岐阜県)永田政和さん「もう最高です!」「暑さにも強く、コシヒカリとは少し違って粘りもあり、皆に愛されるお米ではないかと思っている」

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