週が明けたら１２月、クリスマスに年末年始と何かと出費が多くなる月ですが、１２月も飴やチョコレートなど、およそ２１０品目の値上げが予定されています。

■裏葵記者「来月からこちらののど飴も１０～２０円の値上げを予定しています」

安さが売りの札幌市豊平区のスーパー「キテネ食品館」。
来月値上がりする商品は少ないものの、こちらののど飴でおよそ２０円値上げ。
グミやポップコーンなども値上がりするということです。
さらに、お正月に欠かせないあの食材も…

■キテネ食品館 中塚誠社長「これは、お米が上がる前の値段で言うと、これ２９８円でした、こっち５９８円でした。１キロにすると、おおよそ２００円で、大体５００グラムにすると、１００円ぐらいの値上がり」

切り餅はもち米の高騰をうけ、今年の春ごろに比べて１キロのパッケージで２００円ほど値上がりしたといいます。

帝国データバンクによりますと、１２月に値上げを予定している食品は飴やチョコレート、大豆加工品など２１７品目。
単月としては１１月に次ぎ、今年２番目に少ない数で、値上げラッシュは小休止したとも言えますが、今年値上げされた食品の数は２万品目越え。
去年のおよそ１．６倍と、私たちの家計に大きな影響を与える結果となりました。

■客「前、もうちょっと安かったよなーっていうのが（高い）それなりに安いところ探しながら、あと値引き品とか（買ってる）」「コーヒーとかチョコレートも上がってる、やりくりも疲れちゃう」

値上げの主な背景は「原材料の高騰」。
こちらのスーパーでは、インスタントコーヒーやせんべいなどの値上げ幅が大きく、１年で３０パーセントほど。
カカオ豆が不足しているチョコレートに至っては、およそ６０パーセントの値上げをしたといいます。

■キテネ食品館 中塚誠社長「そもそもの原材料が取れてない値上げというのが、値上げ幅が大きかったっていうものが今年は目立ったなっていうのが僕の中の今年の印象ですね。」