「ドーン」「ゴー」室蘭・日本製鉄北日本製鉄所で爆発火災 およそ10時間半後に消し止められる けが人なし
2025年12月 1日 16:00 掲載
12月1日未明、室蘭市の日本製鉄北日本製鉄所で爆発を伴う火事があり、高炉の稼働が停止する事態となっています。
こちらは爆発直後に撮影された画像です。
製鉄所からオレンジ色の炎が上がり大量の煙も見えます。
午前1時前、室蘭市仲町の日本製鉄北日本製鉄所で、鉄を溶かす高炉に熱風を送る「熱風炉」が爆発しました。
■近くに住む人:「『ドーン』という音の後に『ゴー』って地響きみたいになってちょっと窓が揺れた。延焼してきたらどうしようかなと風も強いですし、ちょっと怖かった」
当時、近くには複数の作業員がいましたが、けが人はいませんでした。
火は周辺の一部施設に燃え広がったものの、およそ10時間半後に消し止められました。
日本製鉄によりますと、北日本製鉄所では9月にも製鉄過程で生まれる高温の「鉄鋼スラグ」が流出する事故があり、11月中旬に高炉が完全復旧したばかりでした。
日本製鉄は現在、高炉の稼働を停止していて、再開時期や製品の出荷への影響について確認を進めているということです。



























