９月いっぱいで閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロ。運営会社は１１月３０日、動物の移動計画について「全ての動物の移動予定を確定することは困難」との回答を市に提出しました。

札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」は市街化調整区域での違法建築物の撤去にむけ、市から動物の速やかな移動を求められています。市によりますと、運営会社のサクセス観光は動物の移動計画書の提出期限である１１月３０日、市にメールで回答を提出しました。

その中で運営会社は、「移動先企業との調整や動物の年齢・体調を踏まえた上で検討を進めているため、全ての動物の移動予定を確定させることは困難」と主張しました。
また、１１月３０日時点での動物の飼育頭数は１カ月前よりも５頭少ない２５６頭で、今月中にポニーなど１４頭を移動させる予定だとしています。