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函館・繁華街の火災 なぜ長時間燃え続けたのか「舗装でバーナー」の仮説に専門家は?「不審火」の可能性も

前田愛奈記者)
「建物は真っ黒に焼け焦げています。屋根はなくなっていて原型をとどめていません」

函館市の繁華街で起きた火災。火が消し止められたのは発生からおよそ17時間が経過した午前8時過ぎでした。
「事務所から出火した」と消防に通報があったのは2日午後3時前。1階に不動産会社と美容院、2階にバーが入る木造2階建ての建物は全焼。火は隣の建物にも燃え移りましたが、けが人や逃げ遅れた人はいませんでした。

バーの経営者)
「(当時)中に入ってものを取りたかったけど煙充満していて入ってこれなかった。金庫とかあるから形残っているなら取りに行きたいなと思ったけど、もう瓦礫の下なんで。早く復活したい」

2日、全線で運転見合わせとなった函館市電は3日朝から通常運行に戻りましたが、3日も現場付近の道路は通行止めとなり路線バスが迂回するなどの影響が続いています。

これは火災発生直後の2日午後3時ごろの映像。消防隊が到着し、建物から白い煙が出ていて内部に炎が確認できます。
その1時間後の午後4時過ぎの映像では屋根から炎が出ている様子が見えます。
さらに午後5時すぎになると、建物全体が炎に包まれてしまいました。
なぜ建物の燃え方が激しさを増し17時間あまりも燃え続けたのでしょうか。火災に詳しい専門家は。

元東京消防庁麻布消防署長 坂口隆夫さん)
「やはり建物が密集していた。両隣はもうほぼ建物が接してるような状態ですからやはり側面からの放水が非常に難しかった」

火事の原因は何なのか。警察によりますと、発生直後に1階の裏口近くのトイレ付近で火を見たという情報があるといいます。この建物を所有する会社の従業員は。

建物を所有する会社の人)
「(トイレの)裏口付近でアスファルトの工事をしていた。アスファルトの舗装なので最後バーナーみたいなものであぶるのでそれで引火したのでは」

裏口のアスファルト工事で発生した火が建物に移ったのでしょうか。専門家はこの仮説に首をかしげます。

元東京消防庁麻布消防署長 坂口隆夫さん)
「トイレ付近から出火したという情報が入ってますけども、トイレ付近というのは燃えるものがまずないんですよね。アスファルト工事とトイレとの間が空いているのか、どんな火を使っていたのか、その火は飛び散るような火だったのか、はっきり確認しないとなかなか難しいのかな。不審火ということでね。視野に入れて、消防・警察は調査をするのかなとそういうふうに私もちょっと考えてるんですね」

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