ツルツル路面でペンギン歩き 車のスリップ事故相次ぐ 江別市の路線バスが街路灯に衝突、乗客4人けが
2025年12月 4日 16:58 掲載
■香山芽郁記者「住宅街は一面真っ白です。朝にかけて降った雪はふわふわしていて、くるぶしくらいまで積もっています」
きょう(4日)の道内は上空に強い寒気が流れ込み、喜茂別町ではマイナス14・1度、道内の多くの地点で今シーズン1番の寒さとなりました。
札幌では最高気温がマイナス2・2度で、今シーズン初めての真冬日となりそうです。
北区あいの里では市民は朝から雪かきに追われました。
■市民「1時間くらいやっていますかね、やっぱり寒いですね。口の周り凍えてますね」「今回はこれだけちょっと多いんでね、もうダメかなって気はしてますけど」
この時期、注意したいのは凍結路面。
■香山芽郁記者「今、少し車が滑りました」
滑りやすくなっている歩道で気を付けながら歩く人も
■市民「地下鉄北24条駅前は毎年ツルツルになるので、気を付けている」「12月でこんなにツルツルは久しぶり」「ペンギン歩き、普段の倍(時間)かかる」
凍結した路面での事故も相次いでいます。
午前10時ごろ、江別市上江別東町では路線バスが街路灯に衝突する事故がありました。
バスを運行する夕鉄バスによりますと、当時、路線バスには乗客15人が乗っていて、少なくとも4人が軽いけが、そのうち1人が左わき腹を打って病院に運ばれました。
事故当時、路面は凍結していて、バスはスリップしてハンドルがとられたということです。
凍結路面での運転にはどのような注意が必要なのでしょうか。
これは凍結路面でブレーキをかけてから車が止まるまでの距離を比較した実験映像です。
路面が濡れている場合はブレーキをかけてからおよそ11mで車は止まりましたが・・・
凍結路面の場合は、車が止まるまでおよそ84mかかりました。
■JAF札幌支部 安藤純一交通環境係長「ご自分が思ってる以上に滑るという意識を持っていただくですとか、万が一滑ったとしても十分に安全が確保できるスピード、車間距離を作っていただくというのを大切にしていただければなと思います」
本格的な冬を迎え、スリップ事故が増える道内。
運転には注意が必要です。



























