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性格を"甘口~激辛"の4段階で「新しい家族に迎え入れてもらいやすいように」犬や猫の保護施設が工夫 札幌

オープンから2年が経った犬や猫を保護する施設「あいまるさっぽろ」。
施設では動物たちが新しい家族に迎え入れてもらいやすいよう工夫を続けています。

部屋のすみでまどろむ猫におもちゃで遊ぶやんちゃな猫。
札幌市中央区にある動物愛護管理センター「あいまるさっぽろ」。
現在、館内には病気や多頭飼育崩壊など様々な理由から飼えなくなって保護された犬と猫、合わせて25匹が生活しています。

■あいまるさっぽろ・千葉司所長「あいまるさっぽろが非常に認知されてきたっていうこともあるかと思うんですけども、犬とか猫とか欲しい方がこちらの方に来ていただくことも非常に多くなりました」

この施設では保護動物の譲渡も行っています。
2023年に施設がオープンしてから1年間の猫の譲渡率はオープン前に比べて22%増加しました。
また、受け入れの参考にしてもらうため、去年からは猫の性格を甘口から激辛の4段階で表記しています。

■あいまるさっぽろ・千葉司所長「例えばこの子だと甘口。あまり猫に詳しくなくても買いやすい子になっています」

取材中にも猫を迎え入れたいという夫婦が訪れていました。

■見学に来た人「20年くらい猫を飼っていたんですけど、同じ年に続けて亡くなっちゃって、夫婦2人じゃちょっとさびしいなと」

施設では今後、多頭飼育崩壊で猫の収容数が増える見込みであることから施設からの譲渡も検討してほしいとしています。

■あいまるさっぽろ・千葉司所長「実際に犬、猫を欲しいという方だけではなくて、こちらに来ていただいてどういう犬がいるんだろうどういう猫がいるんだろう、どうしてこの子たちこういうところに来ることになってしまったんだろう、そういったことも学んでいただければと思っております」

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