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"新動物園"計画の投資会社が住民説明会 閉園のノースサファリサッポロから土地取得へ契約

■投資会社ビーチキャピタル 酒井薫子取締役「私はそこの動物が大好きなので、本当に助けてあげたいなと」

市街化調整区域での無許可建築などが発覚し、9月末で閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロ。
市は運営会社に建物の撤去に向け、速やかな動物の移動を求めていますが、先月末時点で256頭が残されたままです。
そんな中、「動物を救いたい」と支援を申し出た東京の投資会社・ビーチキャピタルが地元の住民向けに説明会を行いました。

■住民「土地の売買は済んでいるんですか?」

■投資会社ビーチキャピタル 赤澤芳樹社長「売買契約というものは結びました、ただ土地を所得したわけではありませんし、全部の合意ができたら全部できる状態になれば、みなさんの意見も含めて、できたらやらせていただく契約」

ビーチキャピタルはノースサファリ付近にある運営会社のサクセス観光が所有している土地の取得に向けて契約を結んだことを明らかにしました。
説明会にはこの土地の近くの住民およそ40人が参加しましたが、計画に反対する声が相次ぎました。

■住民「聞く耳を持ちませんよ、反対ですから」

■投資会社ビーチキャピタル 赤澤芳樹社長「条件としては、絶対条件が役所の許可申請、周りのみなさんの『それならいいじゃないとか、おいでよ』と言っていただけるのが条件ですから。皆さんが絶対来るの反対で、動物を飼うのは無理です」

一方、複数の住民からはノースサファリがあった場所で新たに許可を取って動物園の継続を求める声が上がり、ビーチキャピタルは札幌市と協議する考えを示しました。

■参加した住民「現在の園地で動物の飼育は新しい会社としてやれないのかというところについても前向きに検討してみたいという返事でしたので大変よかったと」

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