市立札幌病院の昨年度の赤字は約20億円 物価高騰や人件費上昇で 4年後の黒字化目指す
2025年12月 5日 18:12 掲載
赤字となっている市立札幌病院の中期経営計画案が明らかになりました。4年後に黒字化するとしています。
市立札幌病院の昨年度の決算は、物価高騰や人件費上昇などの影響で、およそ20億円の赤字でした。札幌市が発表した、今年度から2030年度までの中期経営計画案では、28年度までは赤字が続くものの、29年度から黒字に転じるとしています。
昨年度は7割台だった病床稼動率を5年後には9割に引き上げたり、手術の件数を年間900件増やすことを目標に医師などを確保したりして、達成できれば、30年度にはおよそ4億円の黒字となる計画です。



























