旧経営陣追及へ「責任調査委」立ち上げ損害賠償と処罰検討 銀行法違反などで業務改善命令の苫小牧信用金庫
2025年12月 6日 17:56 掲載
銀行法に違反したなどとして北海道財務局から業務改善命令を受けていた苫小牧信用金庫は旧経営陣に対し経営責任を問うことを明らかにしました。
第三者委員会の報告書によりますと、違法行為に関与したとされるのは元理事長など元役員20人です。元理事長は60万円相当のゴルフ場の会員権を信用金庫に240万円で買い取るよう要求し、当時の常務理事が独断で購入を決めるなど、複数の問題が認められたということです。
報告書には元理事長の意向が絶対的なものとされる風土があったとしています。
北海道財務局も「法令等順守が軽視されてきた、風通しの悪い組織文化」としていました。
苫小牧信用金庫は今後、「責任調査委員会」を立ち上げ、損害賠償請求と処罰を検討するとしています。



























