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衆議院議員定数1割削減へ 道内の選挙区にも影響か 野党議員から「強権的」反発の声

与党が提出した衆議院の議員定数を1割削減する法案。
道内の選挙区にも影響が出そうです。

■岡田克也 衆院議員(7日)「私は定数削減は反対ではありません。人口も減っていく中で、ある程度減らすというのは必要だという意見ですけど、僕らが言っているのは、まず順番が違うでしょということ。政治とカネの問題が委員会にかかっていて、法案も出ている」

きのう(7日)恵庭市内で行われた講演会。
立憲民主党の岡田克也衆院議員は、政治資金規正法の改正にむけた審議が優先と強調しました。

自民党と日本維新の会が今の国会で成立を目指しているのが、衆議院の議員定数「1割削減」。
与党が提出した法案では、465の定数を45以上減らすとしています。
仮に2020年の国政調査の人口で試算すると、道内でも小選挙区の定数が少なくとも1議席減ることになります。

■自民・中村裕之衆院議員「日本維新の会の連立ということで進めているので、その中でこの法案を国会に提出する必要があるということでは皆さん苦渋の決断をされているという話もされていた。全体の数の中で自民党の議員が1人でも多く当選できるようにしていくというのが全体の考え方だと思うので、そういった方向で自分自身も努めていきたいと思う」

法案には、与野党の協議で1年以内に結論が出なかった場合、小選挙区で25議席、比例代表で20議席を自動的に削減することも盛り込まれていて、道内議員からも反対の声が上がっています。

■立憲・道下大樹衆院議員「なぜ1年なのかということも分かりませんし、拙速に議論を進めることは非常に私は国民の皆様の権利も奪うことになると思いますので、ある意味で強権的ではないかなと思います」

■立憲・池田真紀衆院議員「北海道広いですから、ここでどんどん今の状態の同じ状況で削減されるというのは、削減全体がいいか悪いかで言われると困るが、どういう風に削減していくのか、どういう定数の在り方がいいのかは慎重に、民意が反映されるようにやっていくべきだと思います」

野党側の強い反発で今の国会で定数削減法案の審議、成立の見通しは立っていません。

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