凍結路面で事故相次ぐ 札幌市東区でダンプカーと乗用車が衝突し男性重体 北広島市で車5台絡む事故
2025年12月 8日 15:55 掲載
8日午前8時ごろ、札幌市東区東雁来10条4丁目でダンプカーと対向車線を走っていた乗用車が衝突しました。
この事故で、乗用車を運転していた50代の男性が病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
また北広島市でも午前9時前、タイヤにチェーンを取りつける作業をしていたトラックに後ろからトレーラーが追突。
近くを走っていた他の3台にも衝突しました。
この事故でトラックのそばで作業をしていた男性が腰の痛みを訴え、病院に運ばれました。
いずれの事故も凍結路面でのスリップ事故とみられます。
凍結路面での運転にはどのような注意が必要なのでしょうか。
これは凍結路面でブレーキをかけてから車が停まるまでの距離を比較した実験映像です。
路面が濡れている場合はブレーキをかけてからおよそ11mで車は停まりましたが・・・
凍結路面の場合は車が停まるまでおよそ84mかかりました。
■JAF札幌支部・安藤純一交通環境係長「ご自分が思ってる以上に滑るという意識を持っていただくですとか、万が一滑ったとしても十分に安全が確保できるスピード、車間距離を作っていただくというのを大切にしていただければなと思います」
■大原麻潤記者「札幌中心部大粒の雪が降り続いています。
道路にも積もりはじめていて、ぐしゃぐしゃした路面になっています」
北海道付近を低気圧が通過中で、札幌市内では午前10時ごろから雪が降り始め、吹雪く時間帯もありました。
新千歳空港でも雪の降り方が強く、午後3時までに国内線で10便以上が欠航しました。
■乗客「あしたどうしてもはずせない用事があるので今飛ばないと困る」
この後も夜にかけて、道内の広い範囲で湿った雪が降る見込みで、路面状況の悪化には注意が必要です。



























