釧路湿原周辺メガソーラー建設 現場にガラス片 「産業廃棄物処理法違反」の可能性を釧路市議が指摘
2025年12月 8日 17:57 掲載
相次いで法令違反が発覚している釧路湿原周辺のメガソーラー建設について釧路市議会で議員から新たな法令違反の可能性が指摘されました。
■木村隼人 釧路市議「北斗の現場に搬入された土砂が廃棄物混じり土の疑いがあると認識しています」
きょう(8日)行われた釧路市議会の一般質問。
木村隼人市議が指摘したのは「廃棄物処理法」違反の可能性です。
釧路湿原周辺の釧路市北斗で大阪の日本エコロジーが進めるメガソーラー建設。
この建設をめぐっては、これまで土壌汚染対策法違反など3件の法令違反が発覚しています。
先月には文化庁の調査官が建設現場を視察。
現場にガラス片などが落ちていて、タンチョウが傷つく恐れがあるとして速やかに撤去するよう日本エコロジーに指導しました。
日本エコロジーは先月24日から撤去作業を始めていて、今後、道が立ち会いのもと撤去状況を確認する予定です。
木村市議は現場に落ちていたガラス片などが産業廃棄物で、廃棄物処理法違反にあたるのではないかと指摘しています。
■木村隼人釧路市議「工事現場にあったとされるものとして、ガラスくず、プラスチックくず、電線、金属くず、レンガ、配線コード、タイヤ等が挙げられています。廃棄物の疑いだと思われるものが現場にはありました」
産廃に関わる法令を所管する道は日本エコロジーや工事施工業者が廃棄物処理法を違反している可能性もあるとして調査を進めています。



























