【中継】最大震度4を観測し、一時津波警報発表された十勝・広尾町
2025年12月 9日 11:25 掲載
最大震度4を観測し一時、津波警報が発表され多くの人が避難した十勝の広尾町には報道部の高橋海斗記者がいます。
高橋さん、今の状況を伝えてください。
■高橋海斗記者
広尾町では最大震度4を観測されました。十勝港では9日午前1時前に20センチ、午前1時半ごろに30センチの津波が観測されています。停泊している船はおらず、津波から逃れるため沖合に逃げたとみられます。高台には駐車場があり、こちらも避難場所となっていまして、津波警報が発表された直後には30人もの人が避難してきました。
現在は日が出てきて暖かくなってきましたが、地震発生時は寒さ厳しく、気温は氷点下でした。
避難してきた人は「夜だったので防寒具を持つ時間もなく、とにかく早く避難してきた」と話していました。
広尾町ではコミュニティセンターなど3カ所で避難所が開設されましたが、午前2時45分ごろ津波警報から注意報に切り替わり、避難指示は解除されました。そして、さきほど1時間前には津波注意報も解除されたと防災無線で伝えられました。
このあと後発地震の恐れもあるということで、町民は不安な朝を迎えています。



























