■福永裕梨アナウンサー
新千歳空港国内線４階。新千歳空港温泉前からお伝えします。
さきほど午後６時５２分頃の地震でも、ここ新千歳空港も揺れを感じました。あちらにある飛行機の模型がぐらぐらと前後に揺れました。また揺れと同時に、まだお店はシャッターが閉まっているんですが、シャッターがガタガタと大きな音で反響して、揺れに加えてその音というのも非常に怖く感じました。

ここ千歳市では震度２の揺れでしたので、きのう（８日）夜の震度５弱の揺れがいかに大きかったか、いかに恐ろしかったかというのが想像されます。

そしてこの時間も、私の近くにはまだ休んでいる人の姿があります。きのう（８日）の吹雪の影響で、新千歳発着の75便が欠航しました。およそ200人がここ空港で一夜を明かしています。

またそのすぐそばでですね、6時台の中継でお伝えした場所とは別の場所なんですが、同じように天井が剥がれ落ちてしまっているんですよね。その地面には破片が広がっています。

そしてこの新千歳空港温泉なんですが、普段は150人の定員のところ、きのうは空港で足止めされた人も多かったということで、およそ200人の方を宿泊させたということです。

ただこの温泉も、温浴施設の一部が地震の影響で損傷しまして、地震のあとは皆さん温泉には入れなかったということなんです。

きょう（９日）はその損傷箇所の確認を進めるということでした。 新千歳空港では至る所で被害が確認されています。