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"最大震度7の巨大地震"が発生する可能性 冬の地震への備えは 家庭でできる防災対策

札幌管区気象台「北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表しました。今後もし大規模な地震が発生すると巨大な津波が到来したり、強い揺れとなる可能性があるということになります」

マグニチュード7.5を観測した今回の地震発生を受けて気象庁が発表したのは、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」。

日本海溝・千島海溝沿いで最大震度7の巨大地震が発生する可能性が高まっていると考えられるため、注意を呼びかけるもので、制度の運用開始後初めて発表されました。

■北海道大学地震火山研究観測センター高橋浩晃教授「今回のような大きな地震が起こると、そのあと必ずですね、余震と呼ばれる地震が起こります。その後で起こる地震の中に時々ですね、最初の大きな地震よりも大きな地震が起こる場合があるんですね。」

■高橋純暉記者「様似町西町です。地震が発生しています。かなり長い横揺れが続いています」

午前7時前に様似町などで震度3を記録するなど、昨夜(8日夜)の地震発生以降、余震が頻発している道内。
今回の後発地震注意情報の道内の対象地域は太平洋側を中心とした63市町村で、今後1週間は巨大地震の発生に注意する必要があります。
専門家に生活をするうえで心がけるポイントを聞きました。

■北海道大学地震火山研究観測センター高橋浩晃教授「万が一の時に、特にですね、津波警報が出た時にすぐに逃げれるように普段からの備えの確認、すぐに暖かい格好して外に出れるような準備とか、あるいは津波の避難場所、避難経路の再確認、そういうような普段から行っている防災対策を改めて確認していただければ良いのかなという風に思っています」

札幌市内のホームセンターでは、けさ(9日朝)から防災商品に関する問い合わせが増えているといいます。

■ジョイフルエーケー屯田店・廣地和弘さん「冬の地震っていうところを皆さん不安がってる方が多くて、例えば暖を取るものですとか、家具の転倒防止ポールとかそういったものを非常に注目されてる方が多いという印象です」

取材中にもポールを買い求めに来た人が店を訪れていました。

■買い物客「地震があったからちゃんとしてなかったから備えようと思って買いに来たんです。冷蔵庫と食器棚でサイズが違うから家で測ってきて選んでいただきました」

■買い物客「カセットガスストーブ、きのうの地震でやっぱり大きく揺れたので、また停電とかなったときに暖房とか使えないんで、寒いとやっぱり冬になるんで買いました」

店内には、備蓄用の食料品や防災リュックなどが並んでいますが、中でもいま人気なのがポータブル型ストーブ。

カセットボンベ1本だけでおよそ2時間半、灯油ストーブと同じくらいの暖かさが得られる優れものです。

■廣瀬美羽記者「こちらの商品は電池を使わず、手回しで着火することができます。まだ午前中ですが、すでに複数個売れているということです」

電池もコンセントも使わない、灯油を入れてハンドルを回すだけで暖まることができるストーブも人気です。

引き続き巨大地震に注意が必要な道内。
この機会に家庭の防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。

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