きのう（８日）、苫小牧市にある牧場で、ヒツジが死んでいるのが見つかりました。
腹部を中心に食い荒らされたような跡があり、クマによる被害とみられています。

きのう（８日）午前１０時半ごろ、苫小牧市美沢にある牧場の経営者から「カラスがたかっていて見に行くと、ヒツジが内臓を食い荒らされていた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、ヒツジ１頭が死んでいて、腹部を中心に肉が食い荒らされていました。
付近に足跡や毛などの痕跡は見つかっていませんが、警察は状況からクマの可能性が高いとみているということです。
ヒツジは当時１．５メートルの高さの柵の中にいて、ほかにもヒツジ４０頭とウマ２０頭もいたということです。
市は、クマが再び現れる恐れもあることから、きのう（８日）から監視カメラを設置するなどして、警戒を強めています。