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道内でも観測 高い建物が大きくしなって揺れる「長周期地震動」とは 震源から離れた地域にも

おととい(8日)夜に青森県東方沖で発生した地震。
道内でも強い揺れを観測しましたが、同時に、震源から離れた地域にも被害をもたらす恐れがある「長周期地震動」も観測されました。

■及川桂司「いま地震で札幌市内でも揺れを感じました。揺れました。結構揺れが大きいです。棚の食器が揺れています」

おととい(8日)夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震。道内でも、函館市で震度5強を観測するなど強い揺れとなりました。
一時は津波警報や津波注意報も発表され、避難指示が出された自治体もあり、
11人が重軽傷を負いました。

今回、地震とあわせて観測されたのは「長周期地震動」です。
これは2011年の東日本大震災の直後に東京で確認されたもので、「長周期地震動」は、長くゆっくりと揺れるのが特徴で、ビルやマンションなど主に高い建物に影響をもたらします。

■北海道大学地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授「長周期地震動は地震の規模を示すマグニチュードが大きいと発生するという形になる。今回の地震はマグニチュード7.5と地震の規模が大きかったので、長周期地震動が発生しました」

長周期地震動は4段階に分かれていて、今回の地震では札幌市などで階級1、行動に支障を感じるほどの揺れとなる階級2が震源地から離れた北見市などで観測されました。

■北海道大学地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授「長周期地震動は地震の震源から遠く離れた場所でも大きくなることが知られていて、非常に揺れ幅が大きいのが特徴になりますので、事前に部屋にあるすべての家具、オフィスの場合は机とかきっちり固定しておくのが必要になります」

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