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北海道白老町のメガソーラー計画で住民ら見学会に参加「納得した部分もあったが今回で終わりではない」

北海道の白老町で計画されているメガソーラー建設について、今月7日、地元住民らの要望により建設予定地の見学会が開かれました。

竹浦連合町内会 鈴木端男副会長)
「私が説明会をお願いしたのは見た通り山なんですよね。その中で盛り土をしたり切り土をしたりっていうのがありますので、それを心配してとにかく現地を一度見てみたいということで」。

今月7日に行われた見学会。メガソーラーの建設予定地に地元住民らが初めて足を踏み入れました。
白老町では現在、6カ所でメガソーラーの建設計画が進んでいます。竹浦地区の山林では5年ほど前、木を売るための伐採地としておよそ100ヘクタールの木がすべて切られていて、現在、そのうちのおよそ53ヘクタールの土地にメガソーラーの建設が予定されています。

計画を進めるのは国内でメガソーラーの開発を手掛けている四ツ谷エナジーです。
町内で最も規模が大きいこの場所での計画に対し、地元住民らは野生動物への悪影響や洪水、土砂崩れのリスクを指摘しています。

造成設計を担う事業者)
「そんなにきつい山ではないんですけど、山なのはこの辺。ここにパネルを張っていく」。

地元住民など20人ほどが参加し、およそ1時間半にわたって行われた見学会では、予定地を周りながら造成の方法について説明や質疑応答が行われました。

竹浦連合町内会 鈴木端男副会長)
「納得した部分もありましたよ。切土盛り土の関係とかそういうのでああそうかと思いましたけど。今回で終わりではないのでこれからも話を聞いて進めていただきたい」。

計画を進める四ツ谷エナジーは6月の着工予定までに次回の説明会を行うとしています。


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