暫定税率廃止へ 補助金でガソリン価格150円台前半「下がってくれると家計助かる」店舗価格反映に時間も
2025年12月11日 16:18 掲載
ガソリンの暫定税率廃止を前に政府の補助金がさらに拡大されました。札幌では1リットル当たりのガソリンの小売価格が150円台前半まで下がっています。
香山芽郁記者)
「いまレギュラーガソリンの価格表示が変わり、5円下がった154円となりました」
札幌市西区にあるガソリンスタンド。政府が補助金を増額したことを受けて、1リットルあたりのレギュラーガソリン価格が154円に下がりました。
同じ店舗の4週間ほど前の価格は169円。15円も安くなったことになります。
価格の値下がりを受けて、ガソリンスタンドには多くのドライバーが朝から給油に訪れていました。
客)
「ありがたいですね」
「一時期に比べれば安くなったと思うが、これ以上は安くならないのかな」
「お米も高いですけどガソリンが下がってくれると家計が助かります」
中和石油 小原隆宏さん)
「全国平均163円ぐらいなので札幌市は若干安値できてます。このままの状態でいくと安定したまま年末に向かうかなと思ってます」
札幌市内の他のガソリンスタンドを確認してみても150円台のところがほとんどで、中には140円台の店もありました。
政府は年末のガソリン暫定税率の廃止に向け11月中旬から補助金を2週間ごとに5円ずつ増やしてきました。
そしてきょう(11日)補助金がさらに5・1円加算され25・1円に。
暫定税率の廃止と同じ水準になりました。
この補助金は来年元日の暫定税率廃止と同時に終了します。
石油情報センターによりますと、ガソリンスタンドの在庫状況によっては店頭価格に反映されるまで時間がかかるところもあるということです宏



























