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無秩序な開発を規制 羊蹄山周辺にも準都市計画区域を拡大の方針 具体的な内容を道と協議へ 倶知安町

羊蹄山のふもとで違法な開発行為が行われたことを受け、後志の倶知安町は無秩序な開発を規制する区域を羊蹄山周辺にも拡大する方針を明らかにしました。

羊蹄山ろくにある倶知安町巽地区では道の許可がないままおよそ3.9ヘクタールの森林が伐採されたほか、許可なく1ヘクタールを超えた開発行為が行われていたことなどが発覚しています。

10日、町議会で文字一志町長は、無秩序な開発を規制する準都市計画区域を、羊蹄山ろくにも拡大する方針を示しました。

俱知安町・文字一志町長)
「後志総合振興局長宛に、準都市計画区域について、本町を含む関係町村による検討および調整を求める要望書を提出してきたところであります」

準都市計画区域は建物の高さや用途などを規制するもので、道が指定を行うものです。
倶知安町は今後、道と具体的な内容を協議するほか、ニセコ町などの周辺自治体とも連携し、来年度から測量などの調査を始めたいとしています。

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