町民の間に不安広がる 青森県東方沖を震源とする地震で一時津波注意報が発表された十勝港から中継
2025年12月12日 16:14 掲載
大野恵アナウンサー)
青森県東方沖を震源とする地震がありました。この地震で一時、津波注意報が発表された、太平洋沿岸中部の広尾町の十勝港に高橋記者がいます。高橋さん、今の状況を伝えてください。
高橋海斗記者)
「はい、私は広尾町にある高台の上から中継をしています。今、現在見えているのが十勝港です。
現在、十勝港は波はそれほど立っておらず、非常に穏やかな状態です。数台、船も停泊しています。
また港の近くでは、作業している人や車の姿も見受けられました。
こちら、十勝港周辺では一時、津波注意報が発表されました。
およそ1時間半ほど前に津波注意報が解除された際には、町内の防災無線で解除されたことが町民に伝えられました。
一時津波注意報が発表されたんですが、実際にこちらの十勝港では、津波が観測されなかったということです」。
大野恵アナウンサー)
「高橋さん、地震発生時の町民の皆さんの様子はどうだったでしょうか」。
高橋海斗記者)
「はい、同じ十勝の大樹町では最大震度3が観測されました。地震発生直後には、大樹町内2カ所に避難所が開設され、およそ20人が避難したということです。
地震発生時に大樹町にいた方にお話をお伺いしますと、物が落ちたりといった被害は確認されなかったということですが、細かい揺れが断続的に、比較的長い時間続いたというふうに話されていました。
現在、津波注意報や避難指示は解除されましたが、後発的な地震が発生する可能性もあるということで、町民の間には不安が広がっていて、現在も警戒しています」。



























