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後発地震注意情報の想定震源域内で地震相次ぐ 巨大地震の確率「いつもの10倍」 避難の備えを

8日の地震を受けて、道内では太平洋側の地域を中心に、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されています。

今週8日、月曜日に青森県東方沖で震度6強を観測して以来、北海道・三陸沖後発地震注意情報の想定震源域内で観測した地震の数。今日起きたものを含めて、午後2時までに合わせて35回起きています。きょう(12日)だけで既に6回も起きているという話もあります。

では、その後発地震注意情報とは何か、大野さんお願いします。

大野アナウンサー: はい。今、地図上の赤くなっている63の市町村では、今後1週間の間に新たな巨大地震が発生する可能性が高まっているので、注意が必要です。

気象庁によりますと、過去の事例などから、来週月曜日までに新たな巨大地震が発生する可能性は、平常時がおよそ0.1%に対し、現在はその10倍ですね、およそ1%にまで高まっています。

同じ太平洋側の地震では、2011年の東日本大震災の時も、3.11の2日前、3月9日に最大震度5弱の地震が発生していました。

内閣府では今後、8日の震源を含む想定震源域で巨大地震が起きた場合、最大震度は7、最大の津波の高さは30メートルになると想定しています。今後は震度や津波の高さも大きくなる可能性があるというわけなんですね。

後発地震注意情報が発表されている期間は、巨大地震が必ず発生するということではありませんが、きょうも最大震度4の余震が発生しています。いつでも避難できるような備えが必要です。

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